横山 洋平
YOKOYAMA YOHEI
整備本部 整備部 羽田整備2課
2015年入社
Work SideMember Interview

機体からエンジン、
検査から修理まで
幅広く携わる。

実際に航空機を触りながら学ぶことができる。

中学生のころ、「目線の高さに広がる空を見てみたい」とパイロットに憧れを抱いたことが航空業界に興味を持ったきっかけです。その後、整備士にも興味が湧き、航空系の学部のある大学に進学。就職活動もエアラインにしぼって各社を訪問しました。ソラシドエアに決めたのは、採用担当者をはじめ、会社の雰囲気の良さです。新しい力を歓迎してくれている感じが伝わってきました。入社後は研修を経て整備部へ。希望はしていたものの、初めて巨大な航空機を目の前にした時は「務まるだろうか」と不安も芽生えました。ただ、ソラシドエアでは若手社員を実践の中で育てようという雰囲気がありますし、実際に航空機に触りながら勉強することで理解も早くなると思います。また、一人ひとりの主体性を大切にしていることもこの会社の魅力です。たとえば、私が2年目のとき、「エンジン交換に挑戦してみたい」と相談したところ、先輩の丁寧なフォローのもとメンバーに参加することもできました。さらに、細かいところまで教えてくれる先輩や、自身の主体性を尊重していただき作業を見守ってくれている先輩など、それぞれの先輩から学べることがあり、若手には恵まれた環境だと思います。

ラインメンテナンスのあらゆる業務に携わる。

現在の私の仕事は、航空機の日々の運航を支えるラインメンテナンス全般です。たとえば、朝は航空機の電源を入れるところからスタートします。航空機の周囲を回り、タイヤに傷がないかなど目視で全体の状態をチェックします。続いてコックピットに入り、ディスプレイの動作確認。客室も点検して回ります。これらの作業を一人で約1時間かけて行います。その他にも、整備計画で決められている定期検査や部品の交換の実施、運航便で不具合が発生した際の対応などにも取り組みます。直径1メートル以上ある航空機のタイヤを、次便が出発するまでの限られた時間に交換しなければならないときなどは、どれだけ早く正しいアクションを起こせるかがポイントです。常に頭の中で目指すべき安全な状態や次の工程をイメージしながら取り組んでいます。ちなみに、整備の仕事でソラシドエアならではの魅力を挙げるとすると、やはり“幅広さ”ではないでしょうか。整備部門が細分化されていないため、機体からエンジンまで全てを担当することができますし、整備士一人ひとりの任される作業も自然と多くなると思います。

資格を取得するたび、できることが増えていく。

2017年11月、私は入社3年目で一等航空運航整備士の国家資格を取得しました。整備の仕事は資格を取得するたび、担当できる業務が増えていくため、入社当初から社内資格を取りつつ実務経験を積み、常に最短の資格取得を目指しています。資格の勉強をすることで、専門知識も身につき、最初はまったく加わることができなかった先輩たちの会話にも参加できたり、意見を求められたりもするようにもなりました。また、ある一定の資格を取得すると、整備の最終確認者として、自分の名前をサインするようになります。お客様や乗務員など、人の命を預かる責任ある確認作業のため、プレッシャーもありますが、そのぶんやりがいも大きいですね。今後は、一等航空整備士の資格取得を目指しています。該当する機種に関してすべて理解しておかなければ取得できない資格です。当然、一等航空運航整備士より難易度は上がりますが、すぐに極められない仕事だからこそ、成長もできるのだと思います。当社も今後、自社でできる整備領域をより広げていくでしょうし、新しい機種を導入することもあるかもしれません。こうした会社の挑戦が、そのまま私たち整備本部の挑戦につながる点も魅力です。

My Holiday

映画や買い物に出かけたり、同期や先輩と食事に行ったりしています。また、連休の際は宮崎に帰省することも。ただ、試験が近くなるとまとまった時間が取れる休日は格好の試験勉強のタイミングでもあるため、一日中勉強していることもありますね。