佐野 一斗
SANO KAZUTO
整備本部 整備管理部 整備企画グループ
2011年入社
Work SideMember Interview

業務の一部自動化など、
整備のやり方を
根本から見直す。

本配属初日にいきなり英語の自己紹介を経験。

大学では航空宇宙工学科を専攻していましたが、就職活動は航空会社にしぼっていたわけではありませんでした。就職活動の軸に置いていたのは3つ。若いうちから挑戦させてくれる会社かどうか、英語を使って仕事ができるか、さらに地域に貢献できる会社かどうか。そうした中、当時、創業まだ10年も経っていないソラシドエアは、ベンチャースピリッツあふれる九州の航空会社として輝いて見えたのです。実際、入社後には自分の想像をはるかに上回るスピードで仕事が飛んできました。1ヶ月の研修を終えた本配属初日。いきなり、ボーイング社のカンファレンスへ参加することになりました。他社の参加者はある程度の年次を重ねたベテランばかり。当然、私は最年少です。しかも、英語の自己紹介。正直、何を話したか憶えていませんが、配属初日から「自分が描いていた環境だ」とモチベーションが上がったことをよく覚えています。その後も現在の部署に異動するまで、航空会社のエンジニアリングの視点で航空機メーカーにイレギュラー時の修理方法を問い合わせたり、整備プログラムを他の航空会社と一緒に作ったり、再びボーイング社の会議に参加したり、社内外、国内外問わず、様々な経験をさせてもらっています。

若手に仕事をどんどん任せてくれる環境がある。

入社7年目となる現在、私が担当している業務は、整備本部全体の企画業務、ITインフラの整備、さらにこれらに関する予算管理です。前部署で「整備士が働きやすい環境をつくり、整備業務の効率化により生産性を向上させていきましょう」と、タブレット端末の配布プロジェクトに参画し、短期間で導入まで実現しました。その後上司から「整備部門全体の環境を整えてほしい」と異動を命じられたのです。実際、会社の成長スピードを維持するためには持続的な整備士の育成が必要ですが、現在の整備のやり方をさらに改善していく必要性も感じています。そのひとつとして、ITやAI等の最新技術に注目しています。現在の部署に異動後、まずは「航空会社としてITやAIの勉強会をやってはどうか」という企画を提出しました。現在はその実施に向けて取り組んでいます。こうした新しい挑戦ができるのも、若手に仕事をどんどん任せてくれる当社の環境があるからだと感じています。さらに、「自分がどうしていきたいか」を反映することができる自由度があり、目に見える形で変化や成果を残すことができます。入社7年目を迎え、同年代の若手社員たちが、様々な部署で会社を動かすような仕事に挑戦しています。こうした同世代の社員とチームを組み、大きな仕事ができる点は当社の魅力だと思います。

米国ボーイング社でプレゼンテーションを行う。

1年目の本配属初日のカンファレンスの参加以降、当社におけるボーイング社との窓口の役割を務めてきました。ボーイング社の担当者とも交流を深めていく中で、ある日、「ソラシドエアは今後成長する会社です。一緒に目標を作りませんか」という提案を受け、”世界中の同型機を運航している航空会社が集まる会議でプレゼンすること”を目標としました。航空業界における当社のポジションや認知度を高めたい思いからでした。そこから、まずは国内の会議で発表の機会をいただき、入社5年目にはアメリカ・カリフォルニアのボーイング社で目標のプレゼンテーションを果たすことができました。内容は、パイロットの操作性に影響を与える可能性がある不具合に関すること。この経験は自分自身の自信にもつながりましたが、同時に、ソラシドエアというまだまだ小さな航空会社でもエンジニアリングでは決して大手に負けないと確信できました。今後は、現在の部署で予算管理や財務の知識を身につけ、今まで培ってきたエンジニアリングの視点と組み合わせることで、会社全体の舵取りにも挑戦してみたいと考えています。

My Holiday

仕事帰りは同僚や友人と食事に行ったり、外部のセミナーやイベントに参加して情報収集したりしています。また、休日はアメリカンバイクでのツーリングやスポーツなど、アクティブに過ごすことが多いです。でも、冬は自宅で海外ドラマや映画鑑賞を楽しんでいます。